Caloo人間ドック

複数の第三者機関に検査精度の高さを認められた人間ドック

命を尊重する聖路加予防医療センターの人間ドック

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聖路加国際病院附属クリニック・予防医療センター 増田 勝紀 センター長 -Vol. 01-

増田勝紀

増田 勝紀

予防医療センター センター長

東京慈恵医科大学卒業

2002年から予防医療センター勤務

日本総合健診医学会指導医。日本消化器内視鏡学会指導医

人間ドックを運営される上で聖路加予防医療センターとして大切にされていることを教えて頂けますか?

「命を尊重すること」を一番大切にしています。命を尊重するためには、初期の段階で病気を見つけて、確実な治療につなげる予防医療の実践が私たちの使命だと思っています。

例えば、生活習慣病について受診者の方々に理解して頂き、大きな病気になる前に生活習慣を改善するアドバイスをしています。そのためには、まず受診者の方の全身の状態を正確に調べることが基本ですので、検査の精度管理には力を入れています。

また、受診者の方の安全も大事です。当センターでは、第三者機関の評価を受けて管理することで、受診者の方に安心・安全に人間ドックを受けて頂けるよう努めています。

聖路加予防医療センターでは日本総合健診学会と日本人間ドック学会の優良施設の認定を受けています。これらの認定を受けるためには厳しい人間ドックの精度管理の基準に達していなければなりません。

そのため、検査精度の点検を自院だけでなく、他の機関からも受けるようにしています。例えば、血液検査の機械は、日本総合検査医学会からの定期的なチェックを受けて、検査値を正しく出ていることが認められています。

さらに、国際的な医療機能評価機関であるJCI(Joint Commission International)の認証を取得しています。認定を受けている日本の病院が少ない中で、当センターは3番目に認証を取得しました。

注目して頂きたいのは、認定を受けている施設はほとんどが「病院」ですが、当センターは「健診施設」として日本で初めて認定されたということです。

JCIの認証を受けるためには、院内設備や検査精度管理、受診者の方の安全が守られているか、誤認などのミスはないか、救急のトレーニングを全員が受けているか、指定されたセミナーを受けているか、スタッフの教育状況を個人個人のファイルでチェックしているかなどの非常に厳しい審査に合格しなければなりません。

外からは分かりにくい部分ですが、他にも検査精度の向上のためにこだわっていることがあります。それは、検査は最新の医療機器を用いて、さらに検査の読影をそれぞれの専門医が二重・三重に行うことです。

二重・三重の読影体制はどのように実施されているのでしょうか?

例えば、胸部のレントゲン撮影に関しては、胸の写真を必ず放射線科の2人の専門医が読影します。総合健診医学会でも「二重読影するのが望ましい」といわれています。ところが、現状ではすべての健診施設で二重読影が行われているわけではありません。

また、内視鏡医は他の検診施設では非常勤の医師が担当しているところもありますが、当センターではすべて常勤の先生が行っています。なおかつ、当センターの内視鏡医は専門医や指導医の資格を持っています。検査精度を保つために医療スタッフの能力にもこだわっているということです。

検査の読影、結果説明、今後の治療方針のアドバイスまですべて当センターの常勤医が行っています。そのため人間ドックに関わっている専門医は全体で25名もおります。

増田勝紀
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