Caloo人間ドック

元気で長生きできるお手伝いができる喜び

命を尊重する聖路加予防医療センターの人間ドック

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聖路加国際病院附属クリニック・予防医療センター 増田 勝紀 センター長 -Vol. 03-

増田勝紀

増田先生は人間ドックの専門医と伺いました

はい。人間ドックに関しては、日本総合健診医学会と日本人間ドック学会という2つの大きな学会があります。

この2つは独自の優良施設認定制度があります。優良認定を受けるためには、施設の規模やスタッフの能力などが審査されて、認定が行われます。

またその認定の要件として、それぞれの専門医か指導医がいなければなりません。そこで日本総合健診医学会の認定医制度に定められているセミナーに参加し、試験を受けて人間ドック健診専門医の資格を取得しました。

増田先生が人間ドックに携わられるようになったきっかけについて教えて頂けますか?

私は初め、消化器の外科医でした。35年前は胃がんや大腸がんというと、お腹を切って手術しなくてはならない患者さんが多かったのです。

それが20年ぐらい前から、医学の進歩により胃がんや大腸がんでも早い段階で発見される患者さんが増えてきて、内視鏡で治療ができる時代になりました。そこで、私は外科医を辞め、消化器の内視鏡専門医になりました。医療の流れに合わせて自分のキャリアを変えてきたということです。

そして医療においても予防の必要性が言われ始めた中で、内視鏡で健診をして病気を予防するという動きも出てきまして、本格的に私は予防医療に携わるようになり、5年前に人間ドック健診専門医の資格をとりました。

消化器の内視鏡に限らず、以前は「成人病」と呼ばれていた、高血圧や糖尿病も「生活習慣病」と呼ぶようになり、生活習慣との関連性が注目されるようになったり、生活習慣を見直すためのメタボ健診が行われるようになったりしたのもここ10年ぐらいです。

私が行ってきたことと医療や健診の流れが一致したので、今こうして人間ドックを専門にしています。

人間ドックをされていてよかったと感じられたことがありましたら教えて頂けますか?

胃がん一つにしても開腹手術から内視鏡手術と治療の流れが変わりました。最近では将来の胃がんを予防できるようなアドバイスも可能になってきています。

そのため、生活習慣の改善のアドバイスで受診者の方の健康寿命を長くすることができます。ただ長生きするのではなく、元気で長生きをするお手伝いができる仕事をしているというやりがいと満足感があります。

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