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聖路加国際病院附属クリニック・予防医療センター 包國 幸代 保健師 -Vol. 01-

包國 幸代

包國 幸代

予防医療センター アシスタントナースマネージャー 保健師

1994年入職。2001年から予防医療センター勤務。

看護学修士 地域看護学専攻で、専門は保健指導。これまでの生活指導件数は約2万件

聖路加予防医療センターの人間ドッグにおいて保健師の方がどのような役割をされているか教えて頂けますか?

当クリニックでは保健師も看護師も同じ業務を担当しています。

人間ドックではまずは問診を担当します。受診者の方に身体のことで気になっておられること、今までにどのようなご病気をされてきたのか、また現在治療中のご病気はないかなどをお聞きします。

例えば、問診の中で、今「血尿が出る」や「胸が痛い」というような自覚症状がある方は、人間ドッグではなく病院を受診することをおすすめする場合もございます。

また、持病がある方やその日の体調が悪い方もおられますので、検査を受けても大丈夫かということも問診で確認しています。持病がある方はそのご病気を踏まえて、医師がより良い結果説明ができるようにするためにも病歴をお聞きしています。

問診の後は各検査で血圧を測ったり、採血をしたり、検査が安全かつ快適に行われるように医師の介助を行います。

特に採血は痛みを伴う検査なので、最小限の苦痛で検査を受けて頂くために、採血の技術が熟練している者が行うようにしています。

また内視鏡の検査も少し苦痛を伴うこともございますので、そのようなときには検査中に背中を擦ったり、鎮静剤という少し眠たくなるようなお薬を使われた方には検査後のふらつきに注意したりしています。

さらに、婦人科健診の際には医師の介助も行っています。婦人科の診察が初めてという若い方もいらっしゃるので、不安や緊張をできる限り和らげられるように努めています。

検査を一通り終えられると、軽食を召し上がって頂いてから、医師から結果説明を受けて頂き、その後すぐに看護師による生活指導が入ります。

結果が思わしくなかった方や先生の説明が少し難しかったという方もいらっしゃるので、補足の説明し、健康面で困っている事の相談をお聞きします。

お困りの症状がある場合は「何科を受診された方がいいですよ」等のご助言をしたり、困っていることに関してのお話を伺ったりして、お気持ちを受け止めるようにしています。

受診者の方の「なぜ人間ドックを受けに来たのか」というニーズを見つけ出して、それが満たされるよう、私たち看護師が出来る範囲でお答えしています。

二次検査が必要になる方もいらっしゃいますので、二次検査の説明も看護師が行っています。

看護師は受付に来られた受診者の方に医療者として最初にお話しして、最後にもお話をさせて頂きます。そのことを自覚して、最初に受診者の方のニーズをしっかりと把握し、最後には気持良く帰って頂けるように関わることを大切にしています。

人間ドックの受診を検討されている方にメッセージを頂けますか?

人間ドックを受診すると、運動しなくてはいけない、お酒を減らさなければいけないとご自身ができないことを指導されると思われる方がいらっしゃると思います。

ですが、私たちは「検査の結果が悪かったけれど、生活習慣に気をつけることも難しい」という方に、どうしたら少しでも検査の結果が良くなるか日常生活の様子をお聞きしながら一緒に考えていきたいと思っています。

受診者の方がご自分の楽しみを持ちながら健康に生きていけたらいいなと考えておりますので、生活習慣など健康上のことで気になることがございましたら、是非人間ドッグを受診して頂ければと思います

包國 幸代
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