Caloo人間ドック

継続的に受診頂くことでより高い精度の検査が可能に

慶應病院との連携で充実する人間ドック後のフォロー体制

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慶應義塾大学病院 副センター長 岩男 泰 先生 -Vol. 01-

岩男 泰

岩男 泰

内視鏡検査担当

専門領域: 消化器病学

所属学会: 日本内科学会 日本消化器病学会 日本消化器内視鏡学会

日本大腸肛門病学会 日本人間ドック学会 他

大学病院で人間ドックを行う意義とはどのような点にあるのでしょうか?

大学病院が行う人間ドックですので病気を見つけることも大切ですが、健診とフォローアップから得られたデータを蓄積・分析し、その成果を広く還元していくことが求められていると思っています。

同じ方のデータを蓄積していくためにも受診者の方には毎年人間ドックを受診して頂きたいですし、当センターとしても、受ける価値を感じて頂けるような人間ドックにしていかなければならないと思っています。

継続的に受診された方が検査精度も向上するということでしょうか?

継続的に受診して頂けると真の意味での検査精度がかなり向上します。実は初めて人間ドックを受けられる方の画像検査の結果判定はなかなか難しいのです。

最新の医療機器は精度が非常に高いので異常かどうかの判断が難しい所見もとらえてしまいます。それらを全て異常と報告して済ますことは避けなければなりません。そういった際でも過去に撮った画像と比較できると本当に異常かどうかの判断に役立ちます。

例えば当院は肺がんの検査に単純X線検査ではなく胸部CT検査を標準としています。これはがんの中でも1番死亡率が高い肺がんをなんとかして見つける必要があると考えたからです。

ところが胸部CT検査に変えたところ肺がんの発見率は向上したのですが、今まで単純X線ではわからなかったような小さなものや淡い影が写ってしまいます。

その際に過去の検査結果と比較して時間というファクターを加えることで「これは過去にもあって変化が無いものだから問題ない」とか「これは今までになかったものだから要注意」といった判断ができるようになり真の意味での検査精度がかなり向上します。

【次ページ】がんと動脈硬化の発見に力を入れる慶應義塾大学病院の人間ドック
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