Caloo人間ドック

事故によるCT撮影で乳がんは見つけたことも

全身のPET画像から総合的にがんを見つける放射線診断医

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日本医科大学・健診医療センター 谷 瞳 放射線科医師 -Vol. 04-

放射線診断医をされていて良かったと思われたことはありますか?

私が放射線診断医になって一番印象に残っているのは交通事故にあわれて救急車でいらした方です。その際、交通事故による身体の損傷を調べるためにCTの撮影をしました。

私たちは放射線診断医としてそのCT画像をみたのですが、胸に乳がんが疑われるものが写っていました。

おそらく救急の医師では気付かなかったと思います。救急の医師はけがや急病などから命を救うことを使命としているからです。

私たちが救急の医師に乳がんの可能性をお伝えしたところ、その方は同じ大学内の乳腺科に行かれて精密検査をされました。結果はやはり乳がんでした。その後その方は手術をして今も元気に外来に通われています。

その患者の方はもちろん乳がんを見つけた私たち放射線診断医の存在は知りません。実際、放射線診断医は患者の方と接する機会はほとんどありません。

それでも、このケースのように患者の方の診断や治療には大きく貢献できていると思える瞬間がございますので、この仕事を選んで良かったと思っています。

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