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画像診断で心臓が目で見れるように!とうとう心臓ドックが実用に

心臓MRIを活かした最先端の心臓ドックを多くの方へ届けたい

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医療法人社団CVIC 心臓画像クリニック飯田橋 寺島 正浩 院長 -Vol. 01-

寺島 正浩 院長

寺島 正浩 院長

医学博士、循環器専門医、米国心臓病学会特別正会員(FACC)

1993年 神戸大学医学部卒業

2000年 米国スタンフォード大学循環器内科

2001年 国立循環器病センター心臓血管内科

2003年 米国スタンフォード大学循環器内科

2008年 米国スタンフォード大学循環器内科ファカルティ(正規教員) 

2009年 心臓画像クリニック飯田橋設立

心臓ドックとは、どのようなものですか?

無症状の方の心臓突然死のリスクを予測の予測を目指す検診です。

心臓病は日本人の死亡原因の第2位です。そのうち毎年5万人以上、1日約130人が心臓突然死で亡くなっています。これは突然死の6割以上を占め、さらにその半数以上の方が初めての発作で亡くなっています。

というのも、心臓病はかなり進んでからでないと症状が現れないのに、軽度の心臓病による発作で突然死する可能性が高いのです。そのため多くの方が、最初の発作が最後の発作となってしまうのです。

毎年、健康診断や人間ドックを受けていれば大丈夫ではないのですか?

検診や通常の人間ドックでおこなう心臓の検査は、心電図などが一般的ですが、心電図では突然死に繋がる冠動脈の狭窄を見つけることはできません。

たとえば米国のクリントン大統領も高度の冠動脈狭窄で冠動脈のバイパス手術をしましたが、大統領職にあり、毎年特別な人間ドックを受けているはずのクリントン大統領でさえ、狭窄が高度になるまで見つけられずに病状が進行していたのです。

この例からもわかるように、症状のない心臓病を見つけるためには、心臓を直接に目で診て評価できるような検査を受けなければなりません。

心臓を直接に目で診て見ることができるのですか?

CTやMRIというのは聞いたことがあると思いますが、この技術が最近になりやっと心臓にも応用できるようになったのです。これを心臓画像診断といいます。

画像診断とは、体内の様子を画像にして診断する医療技術で、X線(放射線)を使って体内を画像化するCT(コンピュータ断層法)や、磁気の力を応用するMRI(磁気共鳴画像診断法)などがあり、すでに多くの医療現場で使われています。

ところが、心臓は常に拍動している臓器ですから、CTやMRIで撮影しても鮮明な画像を得ることができませんでした。ここ数年の医療技術の進歩でCTやMRIによる心臓の撮影技術が確立され、やっと実用されるようにました。

心臓を視覚化できるようなり初めて、無症状の人の心臓病を発見し、心臓突然死を予測することが可能になったのです。しかも従来の心臓カテーテル検査と比べると、入院する必要もなく、身体に傷をつけることもない、やさしい検査ですから、検診には最適だと思います。

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