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生活習慣(食事・運動)の見直しで心臓病による突然死を予防する

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医療法人社団CVIC 心臓画像クリニック飯田橋 寺島 正浩 院長 -Vol. 06-

心臓病の予防法について教えて頂けますか?

心筋梗塞の1回目の発症が起こらないようにするのが一次予防、心筋梗塞や狭心症で1回治療をした方の2回目が起こらないようにするのを二次予防といいます。

一次予防も二次予防も非常に重要です。「心臓病で効果がありました」という研究のほとんどは二次予防についてです。1回起こっているものは確実に2回目も起こりやすいので、効果がある研究結果が出しやすいからです。

二次予防をする方というのは、一回目の発作の治療が済んだ方ですね?

そうです。心筋梗塞や狭心症の発作が起こると、現在では心臓カテーテルで血管の細くなったところに金属状の筒(ステント)を入れて広げるステント治療が簡単にできるようになりました。

しかし、ステントで治療しているのは血管全体で起こっている動脈硬化の一番ひどいところだけを治しているに過ぎません。動脈硬化とはコレステロールや高血圧、糖尿病で血管全体を痛めている状態ですから、血管の一か所だけ治療しても治ったとはいえません。

そこで二次予防では、ステントで治療した以外の場所の動脈硬化が進まないようフォローしていくことが非常に大切です。

具体的には、どのようなことをすれば良いのですか?

ご自身でできる二次予防は、まずは食事と運動。続いて、喫煙や高血圧、コレステロール、糖尿病の対策です。喫煙に関しては禁煙してください。

高血圧、コレステロール、糖尿病にはよい薬がたくさんありますから、かかりつけ医に相談してご自身に最適な薬を処方してもらい、上手にコントロールしてください。

心臓病に関しては、家族歴もリスク要因ですが、遺伝ですのでこれは変えられませんから、そのような方は一層の生活改善を心がけてほしいものです。

気をつけていただきたいのは、薬を飲んでいたら何を食べようが、どんな生活をしようが問題ないということではありません。

ご自身である程度生活のコントロールをすることも大事です。これら全部がうまくいくと、1回起こった発作が、2回目も発症することを予防できます。これが二次予防対策です。

具体的な対策については一次予防も同じです。正しい生活習慣と、余病がある方はそちらの治療を怠らないことが大切です。

発症前の一次予防では、効果がわかりづらいですね?

その通りです。研究により心臓に効果があるという食物や薬が発表されても、実際に心臓を目で診て観察しないことには、本当に効果があったか証明するのは難しいです。

そのためにも心臓ドックを受けて頂きたい。動脈硬化の進行程度を画像で確認でき、定期的に受診すれば予防の効果もより正確に判定することができます。

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